内航タンカー船長の1日|現役がそのまま書く実際の流れ

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内航タンカーの船長って、ずっと操船しているイメージを持たれがちですが、実際は少し違います。

むしろ、ずっと舵を握っているわけではありません。

ただ、その分だけ「気を抜けない時間」ははっきりあります。

今回は、内航タンカー船長の1日がどんな流れなのか、ある日の動きをそのまま書いてみます。

朝は確認から始まる

朝、起床。

正直、前日の疲れは普通に残っています。

軽く朝食を取り、仕事を始めます。

まずやるのは、動静連絡やスケジュール確認、航海日誌などのチェックです。

船長の書類仕事というと、ずっと何かを書いているイメージを持たれるかもしれませんが、実際は少し違います。

基本的には、自分で細かく作るというより、内容の確認と最終的なサインが中心です。

出航前はブリッジで点検

出航前はブリッジで点検を行います。

必要な確認をしてからミーティングを行い、その後に離桟します。

出る前の流れは毎回大きく変わるわけではありませんが、だからこそ確認を雑にはできません。

着桟後は荷役、合間に確認作業

着桟後は荷役作業に入ります。

その合間に、海図や航海計画、各種書類の確認を進めます。

船長は操船だけしていればいいわけではなく、全体を見ながら必要な確認を重ねていく立場です。

瀬戸内の航行は気を抜けない

再び出航して航行に入ります。

瀬戸内の主要航路は、正直かなり気を使います。

航路が多く、漁船や漁具も多いです。

少しの判断の遅れが、そのままリスクにつながることもあります。

外から見るとただ走っているように見えるかもしれませんが、実際はずっと周りを見ながら判断を続けています。

航路を抜けた後も完全には終わらない

航路を抜けたあとは、船長室でモニター監視と書類の確認作業を行います。

少し落ち着く時間ではありますが、完全に気が抜けるわけではありません。

船の状態や周囲の状況を見ながら、必要な確認を続けます。

アンカー前は落ち着いて準備していく

夕方から夜にかけては、再びブリッジに上がります。

アンカーポジション前は、ずっと張り詰めるというより、周りの船やブイ、水深や底質を見ながら準備していく時間です。

風の強さを見て、何節で入れるかを決めます。

ただ緊張するというより、その場の条件を見ながら普通に組み立てていく感覚に近いです。

投錨してようやく一区切り

投錨後、機関停止。

そのあと航海日誌や書類にサインをして、ようやく一区切りです。

風呂に入ってベッドに入るころには、もうだいぶ疲れています。

気づいたらそのまま寝落ちしていることも普通にあります。

実際にやってみると楽ではない

瀬戸内は正直きついです。

航路が多くて気を抜けないし、漁船や漁具も多い。

一つの判断が、そのまま事故につながる可能性もあるので、精神的に使うものは大きいです。

最終的な責任は船長にあるので、確認や判断の重さは常にあります。

楽な仕事ではないと思います。

まとめ

  • 船長の書類仕事は、作成よりも確認とサインが中心
  • 操船だけでなく、全体を見る役割が大きい
  • 瀬戸内の航行は気を抜けない場面が多い
  • アンカー前は条件を見ながら落ち着いて組み立てていく
  • 最終的な判断と責任は船長が持つ

内航タンカー船長の1日は、想像より地味に見えるかもしれません。

でも実際は、確認と判断の積み重ねです。

派手さはなくても、気を使う場面は多い。

それがこの仕事の日常です。

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