船乗りの給料っていくら?内航タンカーの年収を現役が実体験をもとに解説

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船乗りの仕事に興味がある人が、一番気になるのは
「結局いくら稼げるのか?」だと思います。

ネットで調べると、それっぽい数字はいろいろ出てきますが、
正直、現場の感覚と少しズレているものもあります。

この記事では、現役としての実体験をもとに、
船乗りの給料や年収について書いていきます。

会社や船種、役職によって差はあるので、
あくまで一例として読んでもらえればと思います。

なお、同じ船乗りでも外航やフェリーなどで条件は大きく変わるため、
この記事では内航タンカーの話に絞って解説します。


船乗りの給料は高いのか?

結論から言うと、
一般的な仕事と比べれば高い方です。

ただしその分、

  • 拘束時間が長い
  • 家にいない期間が長い
  • 人間関係が濃い
  • 生活リズムが独特

といった特徴があります。

なので、単純に
「楽して稼げる仕事」ではありません。

向いている人にとっては効率よく稼げる仕事ですが、
合わない人にとっては、お金以上にきつく感じる仕事でもあります。


年収の目安(内航タンカー)

私の経験ベースになりますが、
内航タンカーの場合、ざっくりこんなイメージです。

  • 新人〜若手:400万〜600万円
  • 中堅クラス:600万〜800万円
  • 船長クラス:750万〜1150万円前後

会社や船の大きさ、担当ポジションによって差はありますが、
現場での感覚としてはこのレンジに収まることが多いです。


給料の特徴

① 乗っている期間は安定しやすい

乗船中は、基本的に毎日仕事をしているような状態です。

陸の仕事のように「定時で終わり」というより、
生活と仕事が一体になっている感覚に近いです。

その分、給料は比較的安定して入ることが多く、
残業という考え方が薄い会社も多いです。


② 休暇中は給料が変わる場合がある

ここは会社によって大きく違います。

休暇中もある程度安定して出る会社もあれば、
乗船中より収入が下がるケースもあります。

求人を見るときは、
月給ではなく年収ベースで見ることが重要です。

ここは入ってからギャップになりやすいポイントです。


③ 手取りは意外と残りやすい

船乗りは、生活費があまりかかりません。

  • 家賃がかからない
  • 食費がほとんどかからない(※後述)
  • 通勤費がかからない
  • 仕事中にお金を使う場面が少ない

特に内航タンカーの場合、
司厨員(コック)が乗っていて食事を用意してくれることが多く、
基本的に食費はかかりません。

ただし、小さい船やタンカー以外の船では、
司厨員がいないケースもあり、
食費が給料に含まれているパターンもよくあります。

いずれにしても、陸の生活と比べると出費は少ないため、
お金はかなり残りやすい仕事です。


※注意
内航タンカーの場合は、基本的に食事が用意されるケースが多く、
食費が別でかかることはあまりありません。

ただし、小さい船やタンカー以外の船では、
食費が給料に含まれているケースもよくあります。

そのため、求人に書かれている年収が
すべて自由に使えるお金ではない場合もあるので、
事前に確認しておくことが大切です。


実際にやっていて感じること

正直に言うと、
「めちゃくちゃ楽で高給」ではありません。

収入だけを見ると魅力はありますが、
実際には生活ごと仕事になる感覚があります。

ここを受け入れられるかどうかが、
この仕事を続けられるかの分かれ目です。

ただ、

  • 船の生活に慣れられる人
  • 人間関係を割り切れる人
  • 目の前の仕事をきっちりこなせる人

こういう人にとっては、
かなり効率よく稼げる仕事だと思います。

逆に、環境が合わない人にとっては、
給料が良くてもストレスの方が勝ちやすいです。


向いている人ほど、結果的に年収も上がりやすい

船の仕事は、向いている人ほど長く続きます。

経験が積み上がれば役職も上がり、
自然と年収も上がっていきます。

逆に、向いていない人は
環境や人間関係で早めに離れることも多いです。

つまり船乗りの給料は、
単純な金額ではなく、
「自分に合うかどうか」で価値が大きく変わる仕事です。


まとめ

内航タンカーの給料は、

  • 一般的な仕事と比べると高め
  • その分、拘束や生活環境は独特
  • 生活費がかかりにくく、貯金しやすい

こういった特徴があります。

最終的には、
**「その環境に合うかどうか」**が大きいです。

お金だけで判断するのではなく、
働き方や生活も含めて考えることが大事だと思います。


※船乗りになる方法や必要な資格については、別記事で詳しくまとめています。


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