船乗りって実際どれくらい貯金できる?現役の現実

船乗り 年収 給料 現役船長のリアル 年収・給料

■ 導入

船乗りに興味がある人の中には、

「実際どれくらい貯金できるのか?」

そこが一番気になる人も多いと思います。

給料の話はよく出ますが、
最終的にどれくらい手元に残るのかは
あまり語られません。

結論から言うと、
船乗りは貯金しやすい仕事ではあります。

ただし、
勝手にお金が貯まる仕事ではありません。

稼げても残らない人は普通にいるし、
逆にそこまで高収入じゃなくても
しっかり残している人もいます。

今回は現役の感覚として、
船乗りは実際どれくらい貯金できるのかを
正直に書いていきます。


■ 船乗りは貯金しやすい仕事ではある

まず、船乗りが貯金しやすい理由はシンプルです。

お金を使う場面が少ない。

これに尽きます。

海の上にいると、
仕事帰りにコンビニに寄るとか、
飲みに行くとか、
そういう日常的な出費がほとんどありません。

この差はかなり大きいです。

陸で生活していると、
一回一回は小さくても
日々の出費は確実に積み重なります。

でも船は、
そもそも使う場面自体が限られています。

だから、
無駄遣いしない人であれば、
自然とお金は残りやすいです。


■ 内航船は“完全に別世界”ではない

ここは誤解されやすい部分ですが、

船乗りといっても、
すべてが何ヶ月も海の上というわけではありません。

特に内航船の場合は、

👉 陸の生活とそこまでかけ離れているわけではないです。

荷役中に買い出しで陸に上がることもあるし、
仕事の合間で岸壁に着けて待機する時間もあります。

つまり、

👉 完全に閉じ込められている仕事ではないです。


■ それでも“使いにくい環境”なのは変わらない

ただしここがポイントで、

自由に毎日出歩けるわけではありません。

時間の制限もあるし、
港の場所によっては何もないこともあります。

結果として、

👉 陸サラリーマンのように日常的にお金を使う生活にはならないです。

この「微妙に使いにくい環境」が、
貯金しやすさにつながっています。


■ 「稼げる」と「貯まる」は別

ここはかなり大事です。

船乗りは給料が高めに見られがちですが、

稼げることと、貯金できることは全く別です。

休暇のたびに使う人は使いますし、
車や遊び、趣味に流れれば
いくらでもお金は消えます。

逆に、
使う金と残す金を分けている人は、
かなりのペースで貯まっていきます。

船乗りは、

👉 貯めやすい環境ではあるけど、自動で貯まる仕事ではない。

この感覚が一番近いです。


■ 生活コストが低いのはかなり強い

もう一つの大きな理由が、
生活コストの低さです。

乗船中は、
住居費や食費の負担が抑えられることが多く、
支出そのものが少なくなります。

これは陸の仕事と比べるとかなり有利です。

同じ給料でも、
残る金額は全然変わってきます。

船乗りは、
派手ではないけど
地味にお金が残りやすい仕事です。


■ なぜ“普通に使っても”お金が残るのか

ここが一番大きい理由だと思いますが、

👉 特別に節約しなくても、そもそもお金が減りにくい構造になっているからです。

船に乗っている間は、
食事は基本的に船で出るので、
日常的な外食や自炊の出費はほとんどありません。

さらに、

👉 年間のうち8ヶ月近く家にいない生活になります。

そうなると、

・そもそも車を使う機会が少ない
・家庭によっては車1台で十分
・都心であれば車自体いらないケースもある

こういった形で、

👉 固定費そのものが下がります。

食費と車、この2つは
生活費の中でも大きい割合を占めるので、

ここが抑えられるだけで、

👉 普通に生活していても、お金は残りやすくなります。


■ 実際どれくらい貯金できるのか

ここは気になるところだと思いますが、

会社、船種、役職、家族構成で
かなり変わるので一概には言えません。

ただ、

・独身
・固定費が少ない
・休暇中に散財しない

この条件が揃えば、

👉 かなりのペースで貯めることは可能です。


■ 現役のリアルな貯金感覚

ここはあくまで一例ですが、

私の場合は、

👉 年間で200〜250万円くらいは残るペースです。

正直、
特別に節約している感覚はありません。

下船のたびに旅行には行きますが、

👉 高級ホテルばかりではなく、格安でもない、普通の宿に泊まることが多いです。

子供の長期休みに合わせて出かけることもありますし、

👉 高額になると感じる旅行は、年に1回にするなど調整しています。

(高額といっても人それぞれ感覚は違うと思うので、あくまで私基準です)

それでも、

👉 普段通り生活していても、このくらいは残る感覚です。

もちろんこれはあくまで一例で、
もっと残している人もいますし、
逆に残らない人もいます。


■ 外航との違い(軽く触れる)

ちなみに、

外航船で役職が上がると
かなり高収入になるケースもありますが、

👉 この記事は内航ベースの話です。

なので、
現実的なラインとして参考にしてください。


■ 残る人と残らない人の差

実際に見ていて思うのは、
ここはかなりはっきり分かれます。

残る人は、

・見栄でお金を使わない
・生活がブレない
・先に貯金分を分けている

逆に残らない人は、

・頑張ったから使っていいという感覚が強い
・休暇で一気に使う
・反動で使いすぎる

船乗りは拘束感がある分、
休暇での反動は出やすい仕事です。

ここをコントロールできるかどうかで、
差はかなり広がります。


■ 船乗りは「入金力」を作りやすい仕事

この仕事の強みは、

👉 安定してお金を積み上げやすいことです。

一発で大金を稼ぐ仕事ではないですが、
毎月コツコツ積み上げる土台は作りやすいです。

生活コストを抑えつつ、
一定額を貯金や投資に回せれば、
年単位でかなり差が出ます。

船乗りは、

👉 地味に資産を作るのに向いている仕事です。


■ まとめ

船乗りは、
確かに貯金しやすい仕事です。

お金を使う場面が少なく、
生活コストも抑えやすいからです。

ただし、
稼げることと貯まることは別です。

休暇中の使い方や、
普段のお金の管理で
結果は大きく変わります。

だからこそ、

👉 環境よりも本人次第です。

同じ仕事でも、
残る人はしっかり残し、
残らない人は残りません。

それでも、
ちゃんと考えて動けば、

船乗りはかなり現実的に
資産を作りやすい仕事だと思います。


■ 関連記事

関連記事はこちら

▶ 船乗りとサラリーマンどっちがいい?現役が本音で比較
「このまま続けるべきか」判断したい人はこちら

▶ 船乗りから転職できる?未経験でもいける仕事と現実
「他の仕事と比べてどうなのか」気になる人はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました