正直に言うと、船長になるって「資格を取ればなれる仕事」ではない。
「資格さえあれば船長になれるんでしょ?」と思われがちだけど、実際はそんなに簡単じゃない。
内航タンカーの船長になるには、資格だけでなく、現場での経験と信頼の積み重ねが必要になる。
まずは船員として乗船して、現場の仕事を覚えるところからスタートする。
いきなり船長になる人はいない。
そこから経験を積んで、航海士として働きながら、少しずつ責任のある立場になっていく。
その中で大事なのは、仕事ができることはもちろん、周りから「この人なら任せても大丈夫」と思われること。
航海士として認められて、ようやく交代船長として任されるようになる。
そしてさらに経験を積んで、周囲から信頼されて、やっと正式に船長になる。
思っているより、かなり地道な積み重ねの仕事だと思う。
■ 内航タンカー船長になるまでの流れ
・船員として現場に入る
・経験を積みながら資格を取得する
・航海士として実務をこなす
・交代船長として任される
・正式に船長になる
■ 必要な資格
船長になるためには、海技士(航海)の資格が必要になる。
等級によって乗れる船の大きさや役割が変わるため、段階的に資格を取っていくのが一般的。
ただし、資格だけでは船長にはなれない。
実際の現場では「経験」と「判断力」、そして「信頼」の方がかなり重要になる。
■ 船長になるまでの期間
船長になるまでにかかる年数は人によってかなり違う。
会社の規模や人の状況、タイミングによっても変わるため、一概に何年とは言えないが、それなりの時間と経験は必要になる。
早くチャンスが回ってくる場合もあるし、じっくり経験を積んでから任される場合もある。
また、会社の規模や体制によって、船長になるまでの過程にも違いがある。
比較的早くチャンスが回ってくる環境もあるが、その分、十分な経験を積みきれないまま責任のある立場になるケースもある。
特に、経験が浅い状態で判断を任される場面が増えると、リスクが高くなる可能性もある。
一方で、規模の大きい会社では教育や体制が整っているため、時間はかかるものの、段階的に経験を積める傾向がある。
どちらにもメリット・デメリットがあり、環境によって成長の仕方が変わるのが現実だと思う。
■ 正直きついのか
正直に言うと、きついと感じる場面は多い。
というより、どの段階でも楽な時期はあまりないと思う。
立場が上がるほど責任も増えるし、判断を任される場面も増えていく。
ただ、それはこの仕事に限った話ではなく、どの仕事でも同じだと思う。
■ 向いている人
特別な才能が必要というより、今任されている仕事をしっかりやれる人が向いていると思う。
上ばかりを見るのではなく、目の前の仕事を一つずつ積み重ねられる人。
そういう人が結果的に上に上がっていく。
■ おすすめできるか
おすすめできるかと言われると、正直、人によると思う。
この仕事に限らず、どの仕事でも向き不向きはある。
やりたいと思うならやればいいし、違うと思うならやらなくていい。
それくらいの感覚で考えるのがちょうどいいと思う。
■ まとめ
船長になるには、資格だけでなく経験と信頼の積み重ねが必要になる。
すぐになれる仕事ではないが、目の前の仕事を一つずつこなしていけば、道はつながっていく。
特別な近道はないが、積み重ねた分だけ結果につながる仕事だと思う。
■ 関連記事
関連記事はこちら
▶ 船乗りに向いてる人ってどんな人?現役が率直に話す
→ 「自分に向いているのか」気になる人はこちら
▶ 船乗りの給料っていくら?現役が話すリアル
→ 「実際どれくらい稼げるのか」知りたい人はこちら


コメント